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蜂の子の五平餅ってどんなもの?

蜂の幼虫やサナギである“蜂の子”は、日本でも古くから食用にされてきました。
乾煎り、佃煮、炊き込みご飯などいろいろな食べ方がありますが、中には“五平餅”にして食べる地域もあります。
ここではそんな蜂の子の五平餅についてご紹介していきます。

蜂の子の五平餅ってどんなもの?

そもそも五平餅とは?

五平餅は岐阜に伝わる郷土料理の一つです。
潰したうるち米を木の串に刺し、タレを塗ったもので、わらじ型や丸(団子)型、しょう油味やみそ味など、地域によって形や味が異なります。
五平さんが作ったから「五平餅」、神祭用具である御幣に形が似ているから「御幣餅」など、名前の由来も諸説あります。

蜂の子の五平餅

蜂の子の五平餅も岐阜の東濃地方などに伝わる食べ物で、「へぼ五平」とも呼ばれます。
「へぼ」とは蜂の子やクロスズメバチのこと。
蜂の子をすり潰して、みそ、しょう油、砂糖などで作るタレに混ぜ込み、五平餅に塗って食べます。
岐阜県恵那市のへぼ祭りの屋台で販売されるへぼ五平は、行列ができるほどの人気商品!
主食やおやつとして、現地の人や観光客に親しまれています。

蜂の子の五平餅はどんな味?

蜂の子自体は魚の白身やエビのような、やや甘みのある淡白な味です。
そのため五平餅に塗ってあっても、クセがあって食べにくいということはありません。
普通の五平餅と同じように、甘辛く香ばしい味で食べやすくなっています。
蜂の子はすり潰してペースト状になったものが混ぜられているため、食感もほぼありません。
見た目も普通の五平餅とほぼ同じ。
よく見ると黒い小さな粒々がある程度です。

栄養価の高い蜂の子の五平餅

蜂の子にはビタミン、ミネラル、アミノ酸など、豊富な栄養が詰まっています。
ただ、そのままだと見た目のインパクトが強く、口にするのをとまどう人も多いです。
すり潰した蜂の子を使った五平餅なら見た目も味も気にせず食べることができ、虫を食べることに抵抗がある人でも美味しく食べることができます!
地方で見かけた際には、ぜひ一度試してみてくださいね。

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