蜂の子で健康を目指そう!

オオスズメバチの蜂の子

スズメバチの中で最も大きい種がオオスズメバチです。ほぼ全国的に分布し、世界最強の蜂といわれ、攻撃的で強い毒を持っています。オオスズメバチの蜂の子、成虫を食する地方もあり、お酒に漬けて飲む習慣もあります。

オオスズメバチ

特徴

オオスズメバチは女王バチが40〜45mm、働きバチが27〜40mm、雄のハチが35〜40mmの体長で、腹部が黄色と黒の縞模様になっています。成虫は大人の親指程の大きさになり、ハチの中でもすぐに見分けがつく程の大きさがあります。

営巣の場所と時期

全国の平地、低山地に広く生息しています。土の中や樹木の穴、木の根元など地表に近い閉鎖空間に 5月の中旬頃から巣作りを開始します。7月頃に働きバチが羽化し、新女王バチは10月〜11月頃に羽化します。

性格

オオスズメバチは攻撃性が強く獰猛で、近くにいる人を威嚇もせず、いきなり攻撃することも頻繁にあります。毒性が強く、刺されると激しい痛みがあり、めまいや 動悸に襲われ、最悪の場合死に至ることもあります。毎年20人前後の人がハチに刺されて死亡する事故が起きていますが、オオスズメバチかキイロスズメバチがその原因のほとんどを占めています。

ミツバチは一度人を刺すと死にますが、スズメバチは死なず、毒がある限り何回でも刺すことができるので特に注意が必要です。

刺された時の処置

オオスズメバチに刺された場合、ハチの来ない場所へ非難し、指で毒を絞り出します。患部を水で洗い流してから冷やし、抗ヒスタミン軟膏を塗ります。ハチの針が残っている場合はすぐに取り除きますが、素手では触れないようにします。

アナフィラキシーショックの症状が疑われる場合は救急車を呼び、すぐに医療機関へ行かなくてはなりません。通常アナフィラキシーショックによる死亡は1時間以内に起こります。

食性

オオスズメバチの幼虫は肉食で、昆虫や芋虫などを餌にします。オオスズメバチは10匹程度で4万匹もいるミツバチの巣を襲撃して噛み殺し、幼虫とさなぎを自分達の巣へ持ち帰り、オオスズメバチの幼虫の餌として与えることもあります。

オオスズメバチの蜂の子

蜂の子入りそうめん

オオスズメバチの蜂の子は熊本県や宮崎県の地方で食する習慣があります。宮崎県北部の山間部では「はち汁」 と呼ばれる蜂の子入りのそうめんが郷土料理として親しまれています。はち汁は蜂の子を油で炒めて出汁をとった温かいそうめんで、濃厚な風味があります。

蜂の子の食べ方

オオスズメバチの蜂の子は成虫に近い大きな個体を唐揚げ、素揚げにして食べると歯ごたえがあり、ミツバチなどに比べ、濃厚なバターのような味が人気となっています。

幼虫の腹部に透き通って見える黒い消化物は、取り除いた方が味が良くなり食べやすくなります。さなぎは味に独特の癖があり、好き嫌いが分かれます。

スズメバチ入り焼酎

熊本県では生きたスズメバチをそのまま焼酎に漬けて寝かせたスズメバチ焼酎があります。生きたまま焼酎に漬けるとハチが多くの毒を出し、その毒に美肌、疲労回復、滋養強壮、鎮痛、殺菌解毒、リウマチ、生活習慣病の予防という効能があるといわれています。

スズメバチ酒は健康のためのお酒という飲まれ方をしています。ハチの毒は刺されると直接体内に入り毒となりますが、飲めば毒性はなくなります。スズメバチ酒は通販でも購入可能です。

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