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蜂の子を使ったそうめんとは?

豊富な栄養を含み、高い健康効果が期待できる“蜂の子”。
長野や岐阜など信州の郷土料理というイメージを持つ人が多いようですが、実は宮崎の一部にも蜂の子を食べる習慣があります。
いろいろな食べ方がありますが、中でも注目を集めているのが“蜂そうめん”です。
蜂そうめんとは一体どんな食べ物なのか、詳しくご紹介していきます。

蜂の子を使ったそうめんとは?

宮崎の珍味・郷土料理として広く知られている「蜂そうめん」。
「はち汁」とも呼ばれます。
オオスズメバチやクマバチなどの蜂の子を炒め、そこに出汁や調味料を加えてスープをつくり、茹でたそうめんを入れて食べます。
蜂の子入りのにゅうめんのような料理です。

どんな味?

蜂の子の出汁でつくるスープは、他の食材にはない味が出るといいます。
濃厚なコクがあり、それでいて後味がすっきりとしているのだとか。
蜂の子の風味がしっかり感じられるのも特徴で、地元の人もなかなか食べることのできない逸品なのだそうです。

どこで食べられる?

宮崎県の山間部、蜂をとる習慣のある一部の地域では蜂そうめんが食べられているようです。
神楽(神様に捧げる歌や踊り)が多く残る“椎葉村”、林業や狩猟が現在も盛んにおこなわれる“諸塚村”などでは、民家や飲食店で蜂そうめんが振舞われることがあります。
はち汁の他に、冷たいそうめんに蜂の子の佃煮をトッピングしたものも「蜂そうめん」と呼ばれ食べられているようです。

蜂の子そうめんを食べてみよう!

そうめんだけだと栄養が偏りがちですが、蜂の子が入ることで栄養満点に!
コクや食感もアップさせることができます。
現地に本場の味を堪能しに行くのももちろんおすすめですが、難しい場合は自宅に蜂の子を取り寄せて手作りするのも一つの方法です。
出汁作りもそこまで手の込んだ作業ではありませんし、冷たい蜂そうめんなら佃煮になったものを購入すればすぐに再現することができます。
蜂の子そうめんに興味がある人は、ぜひ一度試してみてくださいね。

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